
女性のキャリアを考える
女性のキャリアについて、最初に触れたのは高校生のときです。
母からおすすめされた映画『デブラ・ウィンガーを探して』を映画館で一人鑑賞し、「女優としての彼女たちしか見たことがなかったけれど、女性として共通点がいっぱいあったなー」と感動したことを覚えています。
こちらの映画は、社会人になってもう一度鑑賞し、大好きな映画のひとつになりました。
高校生の進路
高校生のときに考えた進路は、「進学か就職」の二択でした。
就職を希望する生徒は高校2年生から面接対策などの授業が入ってくるのですが、私の場合は母が短期大学の国文学科に行ってほしい希望があり、就職は考えていませんでした。
高校3年生の保護者会で急きょ就職に切り替えたので、それまでの間のほほんと過ごしていました。
担任の先生には急な進路変更に対応いただくなど大変お世話になり、社会人になった今も交流があることを嬉しく思っています。
就職してからは「好きを仕事にしたい」と思い(詳しくはこちらのブログ)、個人事業主(という言葉は知らない)になる発想も出てきます。社会人になってからの方が進路を選択する機会は多いです。
ライフイベントが待っている
前述の映画では女性のキャリアのひとつ、子育ての話題も出てきました。
生物学的に女性しか妊娠・出産はできませんので、キャリアに大きな影響を与えることは一目瞭然です・・・が、高校生の私は自分が結婚・出産することを想像していませんでした。
それどころか好きな人に告白もせず、学生時代の恋はすべて片思いで終了しました。今思えば自分にないものを持っている憧れの気持ちがメインだったな、と(思わず遠い目)。
学生のときに女性のキャリアがライフイベントによって大きく変化することを知っていたら、長期的な目線で働くことを考えられたと思います。
そのときになってみないとわからない
今の自分をつくっているものは偶然の産物もけっこうあります。
「こうあるべき」で考えると、不確定要素満載な現実とのギャップに苦しむことになるので、30代になってからは「準備はするけれど、最終的にはそのときになってみないとわからない」と考えるようになりました。
キャリアコンサルタントが勉強する理論のひとつに「プランドハップンスタンス(計画された偶発性)」があります。
スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授が提唱したキャリア理論です。
想定外のことが多い人生、すべて予想するのは無理があります。よって、偶然の出来事を計画的にステップアップに取り入れることで、結果、納得できるキャリアができるのではないでしょうか。
※こちらのブログは、個人の経験・見解です
虹色キャリア
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