迷ったときはビジョンに戻る
起業して間もない頃ははっきり言葉にできず、ようやく明確になったものがあります。それは「ビジョン」です。理想・未来像や見通しのことを意味します。
あふれる情報、変化しまくる世の中では「あっちの方がいいのかな」「これも必要かな」などと迷うときがあると思います。私もそうです。
そんなとき、いつでも戻れる原点とも言うべき指針(向かうべき方向を示す大方針)が必要になります。
今日はじっくり自分に向き合って、虹色キャリアで何を叶えたいのか絵日記で整理することにしました。
ビジョンを書きとめる
最初にやったことは、自分が虹色キャリアを通じて何をしたいのか書き出すことでした。
頭のなかで浮かんでは消えるビジョンを書きとめておくと、見返すたびに「そうそう、私はこれを叶えたいんだ」としっかり確認することができます。明確になったことは3つありました。
1.キャリアの理論家・スーパーの『ライフ・キャリア・レインボー』を使って、彩りゆたかなライフスタイルを提案する
人は、仕事以外にも家に帰れば夫・妻になったり、趣味を楽しんだり・・・複数の役割を担っています。
その役割も、年齢や場面によって変わります。
『ライフ・キャリア・レインボー』は、多面的な視点で自分の幸せ、ライフスタイルを考えるのにうってつけです。
10代の私は「キャリア」という言葉さえ知りませんでした。「進路」は学生時代もよく聞いた言葉ですが、意味するものは進学・就職だと思っていました。
しばらくの間、キャリアは仕事を意味すると思っていました。
東京に移住するために仕事を辞めたとき、キャリアが途絶えたと焦りまくり・・・転職活動をするものの、子どもが欲しい夫の気持ちを置き去りにしたままでは上手くいきませんでした。
そんなとき、たくさんの出会いが私を産業カウンセラー、産前産後ヘルパーのちにキャリアコンサルタントの道へと導いてくれました。
キャリアの理論家・スーパーの『ライフ・キャリア・レインボー』に出会ったとき、「今までやってきたこと全てがキャリアなんだ。無駄なものはないんだ」と、自分を認めることができました。
2.キャリアがより身近に感じられる漫画を提供する
「キャリア」という言葉ですが、何だか難しいような少々お堅いイメージはありませんか?
ちなみに私はありました。「バリバリ働いている人が使う言葉?キャリアウーマンとか言うし。私は違うなー」なんて思っていました。
上の1.でも書いたように、「キャリアは仕事だけではないし誰もが考えることだから、もっと身近でいいはず!」
この気持ちを伝えられる方法は何かな?と考え、起業のプロフェッショナルに相談しました。
そして、大好きな漫画を描き、文章を添えてお届けする方法(漫画ブログ)を教えてもらいました。
3.キャリアについて、気軽に話せる場を提供する
仕事や子どもの話を友達や家族としますよね。それくらい気軽に、一歩進んで自分の考えを深めてもらえる場づくりをしたいと思っています。
自分なりの「答え」が見つかると、今日・明日の行動が変わってくると思うんです。
例えば「今日も仕事おもしろくなかったわー・・・正直合ってないと思うんだよね」という話が出たとしましょう。
「もうやめちゃおうかな」から一歩進んで、「じゃあ自分はどうなりたいんだろう。結婚したら?年をとったら?」と問いかけてみます。少しずつ必要な行動が見えてきませんか?
ビジョンで無駄をなくす
ビジョンが明確になると、掲げていないことは自然と遠ざかっていきます。
私の場合、夫が心配するほど色々なことをやっていました。資格取得など気になったことをやっては、また別のことをやって・・・を繰り返していました。総額200万円ほどかかったのではないでしょうか。
はっきりビジョンを掲げた今、自分が本当に好きでやりたいことしか残っていません。同時に、できることは限られていると気付きます。「選択と集中」ですね。
あとはやるだけ
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
何年もコンパスのない状態で樹海を走り回っていたようなものなので、体力・気力・時間・お金といったエネルギーを消費しまくっていました。しかも目的地にはたどり着かないっていう・・・。
ビジョンと必要な行動を書きとめるのにかかった時間は2時間でした。個人的には短いと思います。いつも頭のなかにあったので、すんなり書くことができました。
あなたのビジョン、ぜひ下のコメント欄も使って教えていただけたら嬉しいです!
※こちらのブログは、個人の経験・見解です
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