
理念は手軽に楽しめるコンテンツ化
5月が終わる頃、私は2つのことにチャレンジしました。
1つ目は、ホームページのプランをアップグレードして、オンライン相談室の機能を一元化しました。
2つ目は、ゴールデンウイークに『虹色キャリア』のブランドコンセプトを見直し、コンテンツに反映したことです。
すでにオンラインショップにアップした『人生彩りマグカップ』もそのひとつです(2019年12月、販売終了しました)。
この2つのアクションには、おもしろいテキストがあるので紹介します。
ホームページに情報を一元化
結婚記念月に家族で横浜(神奈川県)に行き、ホテルのチェックインまでの時間、書店などを見て回りました。
そのとき、発売から間もないオリエンタルラジオの中田 敦彦さんの著書『労働2.0 やりたいことして食べていく』が平積みされていました。
レジが混んでいたので買わずに書店を出たのですが、「ホームページに情報を一元化する」という、まあ当たり前なことがとても響きました。
近所の書店にも平積みされていたので買って読んでみると、オリジナルグッズの作り方・売り方が見事な「逆張り」で、とてもユニークです。
理念は体験してもらう
ゴールデンウイーク、出身地の神戸(兵庫県)で『虹色キャリア』のブランドコンセプトを見直した結果、響いた雑誌があります。『販促会議 2019年6月号/通巻254号』です。
知っているブランドが出てくるので好きな雑誌なのですが、今回特に印象的で何回も読み返しているのは、『koe donuts(コエドーナツ)』の記事です。
今年の3月21日、京都市(京都府)にオープンからの入店100分待ちの行列を記録、すべり出しはいい感じです。
アパレルが主軸の会社がドーナツ屋をオープンした理由が、今回私がマグカップを作るきっかけになりました。
「一方、考え方や物語は、いくら言葉を尽くしても伝わらないところがある。崇高な企業理念をとうとうと語られたところで退屈だ。むしろモノの形を取ったほうが直観的に理解できる」
【引用文献】
『販促会議 2019年6月号/通巻254号』株式会社宣伝会議、2019年6月1日発行、76ページ
モノを選ぶ基準
友達同士で
「そのリップきれいな色だね。どこの?」
「これ?○○○○(ハイブランド)だよ。色持ちがよくていいんだ」
「色持ちと言えば、○○○(プチプラ)もいいんじゃないの?」
「持ってると気分が上がるから、ふんぱつしちゃった」
こんな会話を私もしたことがあります。
彼女がハイブランドの口紅を選んだ理由のひとつは色持ちがいいこと(機能的価値)かもしれんませんが、最後の「持ってると気分が上がる(情緒的価値)」が選ぶ理由として大きかったのではないかと思います。
ハイブランドが持っている物語を、口紅という形で消費しているんですね。
参考文献
・『販促会議 2019年6月号/通巻254号』株式会社宣伝会議、2019年6月1日発行
・佐藤 圭一『選ばれ続ける必然 誰でもできる「ブランディング」のはじめ方』株式会社講談社、2016年
※こちらのブログは、個人の経験・見解です
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