発達障害のサポート

ご相談例

発達障害のサポート


【ご相談内容】

前職・現職でセクハラ・パワハラに遭い、メンタルをやられて極限まで自分を追いつめてしまいました。

もともと忘れっぽい性格でミスが続き、現職の上司に「お前は何ができるんだ」と言われたり、怒鳴られたときは頭が真っ白になって動けないときもありました。

 

 

出会ったとき、相談者の方は大変苦しい環境に身を置いていました。

お話を伺っているうちにメンタル面をサポートする方策が必要だと考え、途中で行かなくなった心療内科の再受診も提案してみました。

結果、ADHD(注意欠陥・多動性障害)であることがわかりました。

生きづらさを感じていた


最近は「発達障害」という言葉が広く知られるようになりました。

主な種類として、ASD(自閉症スペクトラム)、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、LD(学習障害)があります。

今週(6月17日発売)の雑誌『AERA』、巻頭特集「発達障害の生きづらさをなくす」は大変勉強になります。

 

人と上手くコミュニケーションができない、うっかりミスを連発する・・・大人になっても感じる生きづらさに「自分には先天的な何かがあるのかもしれない」と思い、心療内科を受診する人もいるそうです。

保育の専門家とお会いして知りましたが、心身のダメージからのPTSD(心的外傷後ストレス障害)を持ち合わせているなど、診断は容易ではありません。

受け入れられず受診をためらう


相談者の方とは、今までのセクハラ・パワハラの経過と気持ちを、可能なところまで一緒に整理していきました。

次の一歩を考えるためには、まず現状を把握することが大事です。が、無理はしないように。

紙に書いておくと、受診するときの資料にもなります。

ちなみに最近は「発達障害外来」などの名称で、発達障害を専門とする診療科もあります。

 

大人もそうですが、子どもの場合は両親に「自分の子どもが発達障害だと認めたくない」気持ちがあり、受診をためらうケースがあります。

逆に診断されたことで必要なサポートを知ることができ、安心したケースもあります。

 

日々子どもと一緒にいる保育士の方も、判断が難しいとおっしゃっていました。

「たとえ多動であっても、発達の段階で落ち着いてくるケースもあります。最初はこだわりが強くて他の子どもと一緒に遊べなかったけれど、保育園の環境に慣れていなかっただけとか。

発達障害とは断定できない、いわゆるグレーゾーンにいる子どももいるため、判断は難しいですね」

相手にとって必要なサポートをする


合言葉は「あなたはどうしたい?」です。

いくら周りから考えて受診からの診断を得たほうがいいと思っても、本人が望んでいなければ無理強いすることはできません。

相手にとって必要なサポートをするためには、まず聞いてみることが大事になります。

 

相談する側は「この人は自分のことを否定しないだろうか」と不安になっていることも多いです。

とても難しいのですが、まずは「〇〇さんはそう思っているんだね」と、自分の意見を言う前に聞いてみてください。

医師など専門家の力も借りながら、できるサポートを考えていきましょう。

 

 

※こちらのブログは、個人の経験・見解です

※制度は変更になる場合がありますので、現行のものを確認してください

 

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