
SNSが継続力と個性を磨く最高のツールになる
勉強になった本が書店に並んでいるうちに、前回(詳しくはこちら)に続いてソーシャルネットワーキングサービス(以下、SNS)のことを書きます。
事業主さんでFacebook(ページ)やInstagramなどのSNSをやっている人、けっこういらっしゃると思います。
私もその一人ですが、プライベートの発信とは違う難しさがあると思いませんか?
Facebookを例に出すと、個人アカウントと事業ページ用にコンテンツを作る必要があるなど、更新し続けるにはある種の覚悟が必要になります。
これから、私が学んではリスタートしたSNSが、継続力と個性を磨く最高のツールになるまでのことをお伝えします。
参考になれば嬉しいです(^^)
本音で反応してもらえることは貴重
まず、事業用SNSを運営するときの心構えとして、「お客様は自分に一番関心がある」ということ(詳しくはこちら)を押さえておく必要があります。
これは私の苦い経験もベースになっているのですが、大体の事業主が自分(社)のコンテンツやプロダクトに愛着があります。
しかし、周りの人はそれほど知らないし興味を持っていないと思ったほうがいい場合もあります。
例えば私の場合、誰かにFacebookページの「いいね!押して」メッセージを送ることはありません。
理由は、送られた人が「友達だから」と義理・応援を理由に「いいね!」してくれたとしても、本音では「事業には大して興味ないんだよね」と思っている可能性があるからです。
だからこそ、本音で興味を持って反応してもらえることは貴重ですし、閲覧者さん自ら「いいね!」してくれたことは大変ありがたいと思っています。
成果がすぐ出ないから継続力が鍛えられる
『月刊広報会議 2019年5月号/通巻124号』によると、オウンドメディア(ホームページなど企業が保有するメディアのこと)が失敗する理由のひとつが「短期間で諦める」ことです。
成果を出すには最低6か月~1年くらいのスパンで取り組まないといけないので、続ける力(継続力)が鍛えられます。
しかも、ブログやSNSを1日更新しても反応(例えば閲覧数がドカンと増える)が得られることは少ないので、モチベーションを維持するのが大変な場合もあります。
閲覧(PV)数を反応の指標にすると、数値が低いとき「これをやって意味があるんだろうか」などと疑心暗鬼になるかもしれません。
私は、PV数のチェックを一旦やめて「SNSやブログは、最低限誰かの役に立つことを意識したら、まず自分が楽しめることを前提に更新する」ことにしています。
これは、次項の「SNSで個性が磨かれる」につながっています。
参考文献:澤井和弘「CHEK オウンドメディアの可能性と限界は?成果を上げるための基本ノウハウ」『月刊広報会議 2019年5月号/通巻124号』株式会社宣伝会議、2019年5月1日発行、21ページ
すでにある個性がSNSで磨かれる
2か月ほど、事業主としてのブランディング(どうやって自分と事業のことを見せたらいいのか)について考えていました。
しかし、個性を際立たせるはずが、逆に見失いかけるという事態に・・・。
煮詰まった末の9月22日、起業の相談をさせてもらっている一般社団法人キャリア35さん開催のイベント『はじめての起業相談室』に参加しました(こちらのイベント、10月27日の10~12時に東京ウィメンズプラザの1階・視聴覚室Aで再び開催されるそうです)。
いただいたアドバイス(一部)が
「(自分の見せ方について)普通でいいじゃん。今のままでいい」
「クライアントには、あなたのままでいいと言っているのよね。宮宅さんもそう」
でした。
そのとき、「起業したからには、何かしら尖っていないといけない」などと力んでいる自分に気付くことができました。
次の週、立ち寄った書店で雑誌『Forbes JAPAN 11月号』が目に留まりました。特集はタイミングよろしく「真のインフルエンサーとは何だ?」です。
早速買って読んだとき、気付いた点が2つあります。
1.正直な思いを発信し続けることが評価され始めた(ゆえに噓や虚栄はすぐ見破られる)。
2.SNSは、他人の目にさらされても自分の軸(価値観)がブレずにいられるか試される場所である。
灯台下暗しで、探さなくても個性はあります。
あとは、対面やSNSを通じて伝え続けることで磨かれると実感しています。
※こちらのブログは、個人の経験・見解です
※制度は変更になる場合がありますので、現行のものを確認してください
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