
個人事業主父さんに必要な人
長い間読んでくださっている記事のひとつが「個人事業主父さん」です(詳しくはこちら)。
今回は、感謝をこめながら続編を書くことにしました。
私が生まれてはじめて出会った起業家は父です。
かつて卓球の専門店(実店舗)を経営し、選手として大会にも出ています。
最近は石川 佳純さんなどトップ選手が広告にも多数登場していますが、30年以上前は今ほどクローズアップされていなかったように思います。
父の性格はいわゆる「職人タイプ」で、卓球のこととなると良くも悪くも手を抜かない人という印象があります。
もちろん、いいものをお客様に届けるためにはこだわることも大事です。
しかし、人生と起業の先輩である父に申し訳ないのですが、届け続けるためには運転資金を確保すること、客観的に事業を考えることも重要だったのではないかと思います。
職人タイプと経営者タイプ
私は事業を継続するために、ざっくり2つのタイプの人間が必要だと思っています。
一人の人間に共存している場合もあります。
1.職人タイプ
私の父のように卓球に熱意を持ち、自分や生徒さんを強くする(いいもの・サービスを提供する)ことに力を注ぐ人です。
父の遺伝なのか、私もこちらに寄る傾向があります。会社員の経験は、バランスを保つ練習になりました。
2.経営者タイプ
こだわりがあるとはいえ、リソース(時間、お金など)は有限です。
事業を続けていくためには、会計の知識や関係する法律など多少の専門知識が必要になります。
個人事業主父さんに必要な人
ちょっと話は変わりますが、ドラマや漫画で主要人物が二人出てくることがありますよね。
そう、いわゆる「相棒(バディ)もの」です。
漫画の編集者さんから「バディものはキャラクター設定の王道。例えばベテランと新人を組ませたりする」とアドバイスを受けたことがあります。
性格や能力が違うキャラクター同士がときにぶつかり、協力することで事件を解決していくなど物語が進んでいきます。
ちなみに私が好きなドラマや漫画は、けっこうな確率で「相棒(バディ)もの」です。
相互作用のおかげで、両方のキャラクターがさらに魅力的に見えるんですよ。「私は〇〇さんがタイプ♡」とか、オタトークも盛り上がること(笑)。
ぐいっと話を元に戻してまとめると、個人事業主父さんが上のタイプどちらかで必要な人がわかるのではないでしょうか。
各種専門家とつながる
「相棒(バディ)」以外にも必要な人がいます。専門家たちです。
ドラマや漫画でも(またその話)、弁護士や税理士などの専門家役が出てきますよね。ときに主要キャラクターの仲介役になることもあります。
専門的なシーンは、実際の専門家が監修している場合がほとんどでしょう。
フィクションとはいえ、あまりにも間違った内容だといけませんからね。おかげで物語に現実味や説得力が生まれるわけです。
例えば「職人タイプ」の個人事業主父さんのそばに「経営者タイプ」の人がいても、専門的なことについては専門家のアドバイスを受けたほうがいい場合が多いです。
私も、事業主である自分や事業を客観的にとらえるために専門家(税理士、弁理士、コンサルタント・・・)とつながり、定期的にアドバイスを受けています。
会計なら現時点で9年の実務経験がありますが、どうしてもわからないことが出てきます。そういうときは専門家に相談したほうがスッキリしますし、ほぼ確実です。
以上、ご参考まで(^^)
※こちらのブログは、個人の経験・見解です
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